ストレートパーマでくせ毛改善

厄介なくせ毛の改善を実行する為に、縮毛矯正ではなくストレートパーマを利用して事の改善を計る方も少なくない様です。双方どちらの場合も髪を真っすぐにする効果が期待出来ますが、実は髪に働きかける作用としては全く別物になります。縮毛矯正ではなくストレートパーマを使ってくせ毛を正そうとした場合、髪に真っすぐになる作用が働くパーマをかける事になります。髪の内部の細胞の繋がりを弱くする作用を与えて真っすぐに髪を整え終わった後に、安定させる薬剤を用いて髪を真っすぐに変えて行きます。

その一方で縮毛矯正の場合には、薬剤を用いて髪質自体を変えてしまう程柔らかくした後で、ヘアアイロンやスチーマーの熱の力を借りて髪をストレートに伸ばし薬剤の力で固定させていきます。ストレートパーマと比較した場合には髪の内部構造から変えてしまう力を持っている縮毛矯正の方がくせ毛改善効果はあると言えるでしょう。どちらの方法で行ったとしても双方施術直後はストレートになりますが、時間が経過しても施術個所が変わらずに真っすぐでいられるのは縮毛矯正になります。

ストレートパーマをかけてくせ毛の改善を達成されたとしても、時間の経過と共に効果は薄れていくので、直ぐにくせ毛が戻り気になってしまう可能性があります。逆に縮毛矯正の場合にはその様な心配は要らず、施術した個所のストレートは半永久的に続いていきます。ただし、縮毛矯正の場合にはそれ相応のストレスが髪にかかっている事実は否めないので、施術後の献身的なケアは欠かす事が出来ません。

極力髪にダメージやストレスを与えたくない方でいて、取り分けくせが酷い方ではない場合には、ストレートパーマでも充分にくせ毛改善は達成する事は可能ですが、そのケースだとしても定期的にストレートパーマをする必要がある事は否定出来ません。くせが非常に強く出ていて縮毛矯正が必要なのではと考えているのであれば、確かな知識を身に付けているヘアサロンのスタッフに話を聞き、自分の髪に一番適した方法を選ぶ様にするのが良いでしょう。

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